大学に於けるコラボレーション
関西大学 外国語学部 原 宏明
〜初めに〜
まず初めに今回お世話になった義守大学の皆さんにお礼を言いたいと思います。非常に温かい歓迎を受けとても有意義な5日間を過ごす事が出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。2009年はASEPの終了と共に終わりを迎えました。嵐のように過ぎ去った5日間を思い返しながらこの原稿を書いています。ここではプレゼンテーションを共同で作るにあたり、どのように作業を進めていったのかを書きたいと思います。
〜プレゼン作成〜
共同でプレゼンを作成するにあたり必用な事、それはあらゆる状況に臨機応変に対応出来る柔軟性に尽きると思います。今回関大側はWYMの教訓として早めの準備を心掛け、早い段階で固まっていたのだが相手側との連絡が上手くいかずmain topicを決定する事さえ出来ないまま現地に乗り込む事になりました。ところがいざ話し合いとなると相手もほぼ内容を固めており、そこから1つの新しいものを作り上げるという難しい壁にたちはだかった。正直今回のプレゼンに関しては一番手ごたえがあり自信があったので妥協する事をしたくはありませんでした。しかしながら最初はお互いに共通したところを広げていこうと色々話しを進めていたのだがなかなかまとまらず、結局最終的には「言いたい事は分かるけれど、前回参加した立場から言うとこの内容では複雑すぎて聴衆が理解できないまま終わってしまう。」と説得しこちら側のmain topicを採用し導入部で説得力を持たせる為に相手の案を練り込んだ形になりました。
〜プレゼン当日〜
一番手という事もあってか緊張しましたがいい出来であったと思います。自分への反省点は多いですが無事に終わってほっとしました。強いて言えばbody→conclusionへの流れがややぎこちなかった気がします。もっと詰められる所であったし改善の余地はたくさんあったように思えます。
〜コラボレーションとは?〜
お互い名前も知らない状況から始まって最終的にプレゼンを作る過程の中で多くの乗り越えなければならない問題に直面します。この時に必要な事は上記でも述べたように常に多角的に物事を見て、1つの事にとらわれない柔軟性だと思います。そういった意味では今回は首尾よく進んだのではないでしょうか。決して平坦な道ではなかったけれども、プレゼンが終わった後の達成感は格別であり、そしてその感情を皆で分かち合える事がASEPの良さの1つであると思います。