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1時間前に名古屋空港到着

少しにらまれる

その罰なのか、いつも予約している、非常口の横の広い場所が確保できていない。おまけに意地悪くその一つ後ろの席である。48Bが非常口、49Bが私の席だった。

 運がいいといえば、隣に座ったフィリピンの女性が話しかけてきてくれたことだ。

 

空港に着くと、サマセットホテルの鮫島さんが車を手配してくれている。

空港到着2:10からホテルまで約1時間 速かった。

 

タイ式マッサージ

前回の訪問では忙しく、マッサージどころではなかった。わずかに1:30のところを30分に短縮してもらってマッサージ。確かに方のコリがとれて効果あったのだが。

今回はまず1:50分のゆっくりしたマッサージ。

 

封建的なタイの教育システム

 学生たちがお世話になっているタイの学校の上村さんと学生小緑くん、政田さんがやってくる。元気そうで、しっかり学んでいるようだ。

 彼らは毎日、教材を考え、まじめに取り組んでいるようだ。

 さて、上村さんが話したいことがあるという。

     タイの社会は封建社会

日本から国際インターシップの受け入れ要請をおくった。日本文はよかったのだが、英文にしてみると、日本文のイメージが残っていたこともあるのだろう、丁寧な表現が削除され、趣旨、依頼事項が優先され、立場を重んじる「校長はとても受け入れないだろう」と判断され、日本語学科で「受け入れのお願い」を作成し校長にお渡ししたそうだ。

次の日には上村さんの机の上につき返された。

 部下が上司に依頼などすべきではないという「お叱り」であった。

「そういった社会なんですよ」

と語る。

そこで学科長から文章を出してもらい、何とか許可を得たそうだ。それも出発の1週間前である。

 到着のその日3人と夕食を共にした。

お礼には「もの」もいいが何よりも校長室に飾っておけるもの「感謝状」がいいそうだ。

大学へ ラジャマンガラ工科大学 9

 

1030分に学長と会う約束。決して遅れてはいけないので、上村さんと10:00に近くのわかりやすいビルの玄関で会うことにした。

まず日本語科の部屋に、建物は新しいわけではないが、きれいに清掃が行き届いている。

校長の命令でそれぞれの校舎の入り口には清掃担当者の写真と顔が張り出されている。

「ここが学長たちのいるオフィスです」

そのまま通り過ぎる。「そちらにお連れするのは学科長でなければなりません。」

なるほど・・

 

日本語学科の教室へ

スタッフに挨拶し、学長のところへ・・。休憩時間には学生たちが入ってくる。教員は靴のままでいいが、学生は全員部屋の外で履物を脱ぐ。

 タイの先生に対しては「正座」をして話を聞くそうだ。

 

忙しい人らしい、副学長と会うこととなった。学科長のペンワリ先生と挨拶。日本語・英語・フランス語そしてタイ語のできる才女である。

会談は英語で行った。

お礼を述べ、自分がAPECの仕事のお手伝いをしていること、来年からも受け入れをお願いしたいことなど、述べた。副学長も丁寧な英語で対応してくれる。持参のノートパソコンでわれわれの趣旨を説明する。コーヒーと水が出てくる。福祉大学はどのような大学なのかなど質問され、それに答える形で会談は進んだ。

 

日本語の授業へ

学生たちに会う。ネクタイをし、清楚な服装をしている。こちらの文化を理解しているようだ。教室へ向かう。もちろんきれいだ。チリ一つ落ちていない。

 クラスには約30名の学生、2年生という。「こんにちは」と笑顔で頭を下げる。タイ式に合掌してして挨拶してくれる生徒もいる。

 

上村さんの授業はうまい。オーストラリアで「授業方法を研修」していただけあって、支持も、明確だ。学生の無記名のアンケートで一位になったそうだ。

2つのグループに分かれ2人の学生に質問をする。その後あいてのグループに質問をする。5つ質問をつくり、その回答の出来具合でゲームを行うものだった。

 学生たちは小さな円になって積極的に日本語を使って質問をする。それをノートに日本語・タイ語でメモをする。

 相手のグループに質問をする。「小緑さんの好きな俳優はだれですか?」「好きな日本の食べ物は何ですか」など出てくる。

その回答に「わーっ」と声が上がる。

 

どの生徒も一所懸命タイ語を使っている。

 

 

タイの学生

 清楚で真剣、これが私のイメージだ。タイでは大学生まで制服がある。みんなきちっとした身なりである。わずかに、スカートにかわいくスリットを入れたい、履物を工夫したりしている。

 

先生とすれ違う時には「こんにちは」と合掌する。学ぼうとする意識と尊敬の念がある。

 

 

日本語とタイ社会

日本語は大学進学の教科となっている。高校では多い学校では週に6時間もあるという、それを進学の手段に使う。また大卒の給料で8000バーツ(24000円)であるが、英語や日本語を習得した学生は2万バーツ(6万円)もあるという。

日本語学習への意欲は高い。