初めに

昨年初めてASEPに参加させてもらい、ASEPの虜になってしまった私は、アメリカ留学との兼ね合いもあり、当初は参加困難と言われていたが何とか機会をいただくことができ、今回もまた参加させていただけることができました。調整等でご迷惑をおかけしたにもかかわらず、協力してくださった吉田先生を始め、参加を快く受け入れてくれた関西大学と中山大學のメンバー全員に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

プレゼン作成の総括

今年のASEPのテーマが “ a better world” ということで、正直ピンとくるテーマを思いつくことができなかったのですが、中山大學の学生が ”trust” をチームのプレゼンテーマにしアウトラインを作成し先導してくれたので、準備時間が短かったものの、比較的スムーズにプレゼンを作ることができたのではないかと思います。

             

ASEP参加校にとっての英語

              ASEPには台湾、日本、インドネシア、韓国、マレーシアの計5カ国の学校が参加しており、参加する全て人にあてはまる共通点というのは、“英語が母国語ではない”ということであり、それこそがASEPで最も重要なことなのではないかと思います。というのも、英語を外国語として使う人同士のコミュニケーションには必ず衝突や不完全な意思の疎通というのが必ず見られますが、そこで大切になってくることは自分の言葉で自分の思いを相手に伝えるということであり、それこそがコミュニケーションの本質だと思います。しかし外国語で自分の意思をしっかりと伝えるのはとても難しいことだと思います。プレゼンではもちろん会議や日常会話にしろ、発信者の言葉を受信者は理解する必要がありまた相互的に、発信者も受信者が理解しやすいように考え言葉を選び発信する必要があるからだと思います。閉会式である先生がおっしゃっていた“流暢さとは、いかに早く話すことができるかではなく、いかに相手に伝えることができるか”というのはまさにこういうことなのだと実感させられたと思います。

 

チームメイトから友人へ

              ASEPにおけるもう一つの大きなメリットといえばやはり友達ができるということではないかと思います。共に何かひとつ大きなことを乗り越えるとそこには、プレゼンをすること以上に大きな何かが私たち自身の中に残るのではないかと思います。実際今回共にプレゼンをした中山大學の学生らとも仲良くなれ、更に去年は三信高校の学生とプレゼンをしたのですが、彼らとは未だに良き友達であり今後もずっと関わりを持っていたいと思えるほどの仲になりました。1週間にも満たない短い期間でここまで親密な友達を作ることができたのは、ASEPに参加したからこそ得られたものだと感じました。

 

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関西大学メンバー(左から曽利、柴山、田原、林、福原)

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中山大學の学生と一緒に愛河へ行ったときの1枚