3回目の参加は大学生として……

四日市西高校(OG) 仲村 理恵子

 

 今回、私は四日市西高校のアシスタントとして、ASEPに参加しました。アシスタントということでプレゼンテーションを制作、発表をするのではなく、発表の仕方を教える立場となっていました。

 今回、日程二日目にホスト校へと行き、交流やプレゼンテーションのすり合わせをしました。日本学生の中では一番、年長でなお且つ大学生だったためか、台湾側の先生に「あなた、先生でいいわね。」と言われてしまい、戸惑いながらも頷いてしまいました。それから、練習の仕方やいろいろな先生方に話しかけていただきました。高校のときから英語が苦手でその上、大学に進学してから今までよりも英語に触れる時間がなかったので話せるか不安でしたが、先生方とたくさん話すことができて嬉しかったし、楽しかったです。また、今まで参加したときよりも話せたような気がして良かったです。

 また、その日のプレゼンのすり合わせでは、スキッドを担当させていただきました。最初、原稿しかできていない状態で、その上、時間は3時間ぐらいしかありませんでした。最初は立ち位置を決めていきました。決まった後、一度、通してやってみたら、原稿を覚えていない上に、動きもなく少し焦ってしまいました。今までプレゼンターだったので気付かなかったのですが、制限時間内に終わるように調整したりしていく先生たちの大変さを感じる事ができました。また、英語で台湾の生徒と話した後、日本の生徒は話の意味がわかっていないなど、何度も何度も繰り返し日本語と英語でスキッドを調整していったのですが、途中、英語が通じているのかどうか心配していたのですが、理解してくれていたので安心したし、すごく嬉しかったです。また、本番、いろいろとトラブルが発生しましたが、なんとか乗り切ってくれて良かったです。

 今回、私は参加して色々な初体験をしました。今後、私は大学で児童福祉を学び、保育士又は、幼稚園教諭になるために勉強をしていくし、実習も行われていきます。今回は“先生”というような形になり、人に教える立場になりました。英語で説明するのは簡単なことではなかったです。しかし、何度も何度も繰り返し、また、言い方を変えていくうちに内容が伝わっていきました。今後、子どもにも同じようなことがあるのだと思うと、今回のことも実習のような気がしました。人に物事を伝える大変さを学び、これからに生かしていきたいと思いました。

 また、大学へと進学しこれからどのようにWYMASEPに接し方ががらりと変わってしまいました。同朋大学が参加しているわけでもないので、当日参加できなくなり、少しずつ接点が無くなっていきますが、これからも接点をもち、将来、就職した先が幼稚園、保育園だったなら園児にたくさんのことを教えられるように続けていきたいと思います。そして、今回も影戸先生をはじめ、福商の田嶋先生、内田洋行の市村さんたちから色々な話を聞かせていただき、これからのアドバイスも頂きました。本当に有難うございました。この4年間で色々な体験をして視野も広がり今の自分が居ると思います。今まで有難うございました。そして、これからもよろしくお願いします。